2003年11月1日(土)
皆小郷土芸能クラブのこどもたちが、皆野のお囃子を熱演!!
皆野小学校学フェスト2003
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演奏:皆野小学校郷土芸能クラブ
4年/5年/6年
指導/皆野民俗芸能奏楽研修会
本部 講師
皆小郷土芸能クラブの4年生、5年生、6年生が、秩父音頭は屋台囃子はもちろん、いまでは舞の上演がなかなかできなくなってしまった埼玉県の無形民俗文化財の獅子舞曲(大神楽囃子)なども含め、6曲約15分間、お囃子を演奏しました。この日の演奏のようすは、この夜のNHKのニュースでも流れたそうです。 |
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この日の曲の解説文を下記にご紹介します。ぜひご覧ください。
♪ 1.
皆 野 屋 台 囃 子 ♪
みなさんこんにちは。わたしたちは皆小郷土芸能クラブです。
きょうは秩父音頭や屋台ばやしのほかにも
いろいろな皆野のお囃子を演奏しますので聴いてください。
私たちは四年生で郷土郷土芸能クラブに入ると、まず、秩父音頭を習い、
六年生になる頃には、全員が屋台ばやしもできるようになります。
では、その練習の成果、皆野の屋台囃子を聴いてください。
六年生が二人一緒に大太鼓に挑戦します。
♪
2.
秩
父 音 頭 ♪
続いて、皆野で生まれた秩父音頭です。
郷土芸能クラブに入ると、まず始めに習うのが、この秩父音頭の小太鼓のリズムです。
こどもですが、きちんと正調を受け継いでいます。
四年生から六年生、いっしょに演奏します。
では、「正調・秩父音頭」を聴いてください。
♪
3.
かごめかごめ
♪
次は四年生全員が、大太鼓と小太鼓を担当します。曲はかごめかごめ。
これは日本のわらべうた。皆野の郷土芸能ではありませんが、
練習のために先生が編曲してくれました。
小太鼓と大太鼓のリズムは、皆野のおはやしの基本的なリズムです。
わらべうたを歌いながら、楽しく、太鼓のリズムを練習しています。
♪
4.
祇
園 囃 子 ♪
次は大太鼓が五年生に代わって。祇園ばやしを演奏します。
祇園ばやしは夏の祇園祭りで演奏されます。
みこしが荒川に入る川瀬とぎょで、みこしが川からひきあげてくるときの曲です。
♪
5.
歌
上 げ ♪
次は、皆野椋神社の獅子舞のおはやしです。
埼玉県の無形民俗文化財に指定されているこの獅子舞は、
かまくら時代から伝えられているそうです。
両端の四年生の女の子二人が持っている細長い楽器は「ささら」と言って、
獅子舞ではきれいな花笠をかぶった人が受け持ちます。
太鼓は三人の獅子が、腰につけた太鼓を打ちながら踊りますが、
きょうは小太鼓と大太鼓で演奏します。
後継者不足の問題で、去年は獅子舞ができませんでしたが、
今年は、クラブの六年生の有志ががんばって、獅子舞をすることができました。
ここにいる大太鼓と小太鼓の人たちは、今年の秋祭りで実際に獅子舞を演じた人たちです。
では獅子舞の中から歌上げ。二つの歌を続けて歌います。
( 演奏が終わって
)
いかがでしたか?
みなさんも、次の機会にはぜひ実際の獅子舞を見てください。
♪
6.
大
神 楽 囃 子 ♪
最後の曲になりました。次も、椋神社の獅子舞曲より、大神楽囃子です。
この曲は、初めはおかめとひょっとこが登場して
おもしろおかしく踊る、のどかな曲ですが、
それが突然、激しい屋台囃子に変わり
二頭の大きな獅子が暴れるという、皆野の獅子舞の名物です。
曲の変わり目は、大人でも難しいお囃子ですが、
四年から六年までみんなで挑戦します。。
これで、郷土芸能クラブの演奏を終わります。
私たちはこれからも一生懸命練習して、
歴史ある皆野のお囃子の数々を守りたいと思います。
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お囃子指導・解説文制作/皆野民俗芸能奏楽研修会
本部
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少
年 部
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皆野民俗芸能奏楽研修会
11/1'03
♪演奏曲目♪ |
1.皆野屋台囃子
2.秩父音頭
3.かごめかごめ
4.祇園囃子
5.歌上げ
6.大神楽囃子 |
皆野のおはやし
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皆野民俗芸能奏楽研修会
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