11/3/'04 皆 野 民 俗 芸 能 奏 楽 研 修 会
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第26回皆野町文化祭「皆野のお囃子」特集
演奏レポート続き
4. 山 寺 の 和 尚 さ ん(少年部)
皆野の古典芸能曲ではないが、技術を磨く練習曲として、また舞台での演奏用に關根幸一が少年部1期生用に太鼓と笛をアレンジした。二十年以上少年部でも演奏していなかった。小太鼓と篠笛のテクニックが難しい。実は今回の本番の前、練習したのは3回。前日リハーサル時に初めて暗譜で唄もつけて練習したばかりだった。少年部のチャレンジ精神は留まらない!



5. 猿 田 彦 命 の 舞 6.天 鈿 命 の 舞 7. 歌 上 げ
椋神社獅子舞・御神楽三拍子より(少年部)

皆野の古典芸能起原は鎌倉時代、現存する最古の獅子頭は桃山時代のものという、歴史のある皆野椋神社の獅子舞は、埼玉県の無形民俗文化財。毎年、10月7日8日の秋祭りで行われている。何百年と続いてきたこの貴重な芸能も、いまでは、後継者不足という深刻な問題に直面している。貴重な財産をここで絶やさぬように。そんな願いをこめて、獅子舞の伴奏曲であるこの3曲を文化祭で演奏するようになり今年で3年め。篠笛の美しく、そして次々と変化してゆくメロディは、舞い無しで聴かせる曲としても素晴らしい。これを聴いた人が一人でも多く、獅子舞に足を運んでくれたり、後継者育成に感心を持ってくださることを願う。


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皆野民俗芸能奏楽研修会
皆野のおはやし

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8. いれは  9. 宿 割(弐)(參)(四)
椋神社獅子舞・道笛、宿割より(第三支部・第五支部)
第三支部と第五支部合同の演奏で、「いれは」と「宿割」。「いれは」は、獅子が行列を組んで登場する時の曲。
続けて演奏する「宿割」は、獅子舞の十八もの演目の中でも、激しい舞いで、みごたえも たっぷり。歌も十六首あるが、今回は五首選んで歌う。こちらも、昨年から引き続き演奏。哀愁ある聴きごたえのある大曲。両端の楽器は“ささら”。

4. 大 神 楽 囃 子 (少年部)
皆野椋神社獅子舞の異色の出し物、《中入り大神楽》という演目の伴奏曲がこの大神楽囃子。この夏のドイツでも、少年部は演奏し、拍手喝采を受けた曲だ。文化祭では、大太鼓を少年部と大人会員(第五支部)で担当。豊作を祝い、神前でおかめやひょっとこがおもしろおかしく、のどかな笛太鼓に合わせて踊っていると突然おはやしは勇壮な皆野の屋台囃子に変わり、二頭の大神楽獅子が境内に現れ暴れ狂う。
後半の屋台囃子の部分では、今回は夏祭りの屋台をイメージして、提灯、拍子木もつけて演奏した。



11.秩 父 音 頭 ・大 演 奏
本日の出演者全員による「秩父音頭大演奏」。三十名以上の出演者が、まるでオーケストラのように、息もぴったり演奏。五つの大太鼓でお届けする、秩父音頭 大演奏は、毎年文化祭での恒例プログラム。


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