10/22/'05 皆 野 民 俗 芸 能 奏 楽 研 修 会
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2005年 秋季例大祭
10月7日(木)/
10月8日(金)
諏訪神社
皆野椋神社
皆野椋神社 神楽保存会
■皆野椋神社神楽保存会による神楽の上演。写真は《湯笹の浄め》天鈿女命(アメノウズメノミコト)の舞。楽人たちは右奥から、大小太鼓,カッコ,笛3。皆野民俗芸能奏楽研修会では神楽の舞いの伴奏曲全曲を楽譜に残し、楽人たちの奏楽を守っています。高校生、大学生の少年部メンバーも参加して演奏。
 ッコ(詳しくは民俗楽器のページ参照)の軽快なリズムが印象に残る《代参宮》は、神楽舞の中でも最も優美と言われる舞い。今年は数年ぶりの上演。少年部が舞う代参宮は十数年ぶりのことだ。この舞いは面をつけない。二柱の若い男の神様が鈴と白扇を揺らしながら優雅に舞う。今年の夏の終わりから研修会本部(關根宅)にて、練習を開始した。
舞は四方固め形式。舞うごとに狩衣がふわりと揺れて美しい。
「神カウラ」の笛がおごそかに流れる。

051008daisangu.mov
「代参宮」の曲に合わせ、ゆったりとした舞が始まる。
←画像をクリックするとムービーが開きます。
練習では、二人の足さばきから白扇の動き・高さまで、ぴったりと合うことをめざした。
ゆったりとした中にも、若い神様らしい大きい動き、のびやかな舞をめざした。

 
今年の秋季例大祭、神楽演目
2005
1.《 奉 幣 》
 八意思兼命(ヤゴコロオモイノカネノミコト)が大きな幣を手に四方を祓う。
2.《湯笹の浄め》
 天鈿女命(アメノウズメノミコト)が神楽殿正面の釜の湯につけた笹を手に、祓い浄める。
3.《猿田彦命の舞》
 猿田彦命(サルダヒコノミコト)が四方を固めた後、鉾と鈴を持ち勇ましく舞う。
4.《岩戸開き》
 古事記等で有名な「天の岩戸」の物語。まず八意思兼命、次に天児屋根命(アメノコヤネノミコト)など3人の神様、そして天鈿女命、と舞が続き、最後に手力男命iタヂカラオノミコト)が現れ、岩戸を開くまでの舞が続く。
5.《代参宮》
二柱の若い男の神様による四方固めの舞。素面。舞は古典的な様式で、神楽舞の中でも最も優美とされる。
6.《大黒舞》
 打ち出の小槌をふりながら大黒さまが舞い、おもちを捲きます。

平成15年の神楽のページ


平成16年の神楽のページ

2005/10/07,08


最近のことだが、皆野椋神社神楽、獅子舞、祭囃子のために故・関根幸一が考案した皆野の奏楽の楽譜が、他の地域の人の手にあるのを見た。この楽譜は皆野の芸能にたずさわる人以外にはまったく無縁のものであり、これが軽い気持で他所の芸能に流用・転用されるなどの事態が起こった場合には、
他所の芸能にとっては
原形のくずれる原因となり、
また皆野の芸能にとっては
地元のオリジナリティ・財産の流出であり、
かつ、関根幸一にとっては、
独自に考案した楽譜の記譜法についての
知的所有権の侵害となる。
↓↓↓
研修会各会員にお願いいたします。お手持ちの楽譜の保管には十分責任をお持ちください。そしてコピーして第三者に渡すことはお止めください。楽譜のコピーが必要な場合は、必ず本部へお申し出ください。必要な場合は、本部の原本からコピーをとってお渡しいたします。(研修会本部・關根勢津子)




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